明治神宮の参拝

日本の文化的な信仰(しんこう)と言えば、お寺と神社と神宮があります。この三つの雰囲気はなんとなく似ていますが、違うところもあります。簡単にいうと、

・お寺は仏教
・神社は神道
・神宮は天皇(てんのう)や皇室(こうしつ)に関係があるという異なる宗教(しゅうきょう)の施設です。

「お寺」は仏様(ほとけ)が祀っている所です。
「神社」は神道の神様を祀っている所です。
「神宮」とは、天皇・皇室祖先神・神器を祀っています。神宮は全国に24社あります。

今回JLEFsupportチームが東京都の原宿駅における明治神宮を参拝に参りました。これから神宮に参拝に行く時のマナーを紹介いたします。

覚えておきたい4つのマナー

1. 鳥居をくぐる前に一礼をします
鳥居は神社の外と内を分ける意味があるとされ、ここから中は神様の領域であることを示しています。
目上の人の家を訪問するような気持ちで、一礼してからくぐるのがていねいな所作。
参拝を終えて退出するときも、向き直って一礼するのが良いでしょう。

2. 参道は真ん中を避けて歩く
参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様の通る道だと言われています。
ここを避けて、少し左右に寄って歩くとよいでしょう。
また、横切るときは軽く一礼したり、または中央で神前に向き直って一礼するのも、敬意の表し方ですね。

3. 手水の作法
手水では手を洗い、口をすすぎます。手や口を洗い清めることは禊を簡略化した儀式です。身も心も清め、清々しい気持ちでお参りください。
手水の作法は右手で柄杓(ひしゃく)を持ってたっぷりと水をくみ、左手を清めます。
柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。柄杓は直接口につけないでください。
改めて左手を清めます。
残った水で柄杓の柄を洗い清め、元に戻します。

4. 参拝作法((二拝二拍手一拝)(にれいにはくしゅいちれい)
深いお辞儀を「拝」といい、手を打ち鳴らすことを「拍手」といいます。拝も拍手も日本古来の敬礼作法です。御神前では「感謝の心」、「おかげさまの心」を捧げてお参りください。神前に進み姿勢を正します。
背中を平らにし、腰を90度に折り、2回深いお辞儀をします。
胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます。
ずらした指先を元に戻し、祈る
最後にもう1回深いお辞儀をします。

参拝が終わったら、お守りを売っているお店とおみくじ(大御心)(おおみごころ)があります。皆さんぜひご覧くださいね。

まとめ

来日して、日本の生活だけではなく、日本の文化も面白いためお勧めしたいと思います。皆さん日本に来て、ぜひ明治神宮の参拝に行ってくださいね。

いつもJLEFsupportの動画をご覧くださりありがとうございます。また次の動画もお楽しみ下さい!

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